GoogleのAndroidとChormo OSについてライフハッカー(GIZMODO)でも紹介していました。
Androidがデスクトップよりになるのか?Chrome OSがモバイルよりになるのか?
Google OS?
筆者が勝手にGoogle OSとか呼びましたが、いずれはそうなるのでしょうか?
このブログでは以前より、Chrome OSやAndroid-x86などについて紹介していますが、もともとAndroidとChrome OSは全く異なるコンセプトのもとで、それぞれ開発されてきたものです。
それが先日、一部のChromebookユーザーの画面上に、Androidのアプリストア「Google Play」が現れ、今後実装が予定される新機能として「Google Play store on your Chromebook」なんてメッセージが登場したらしいのです。
そして数百万種類ものアプリやゲームをGoogle Playから選び、自由にChromebookへインストールしてみましょうという招待が呼びかけられたとか…。
謎の未実装機能の紹介画面は、すぐに消えてしまったので、ほとんどのユーザーは知らないまま。インターネット上では、来月に開催される「Google I/O」を前に、Googleがサービスで未発表機能のチラ見せをしてきたのでは?など様々な憶測が飛び交っております。
Android & Chrome OS
GIZMODOの記事ではそれぞれのOSのメリットを詳しく紹介しています。
参考:GIZMODO さらば、Chrome OS? AndroidがPC向けOSに昇格との噂も…
筆者の目線から見たそれぞれのOSは以下の通りです。
Android
モバイルOSのため、デスクトップでの使用は正直イマイチです。また、メインでiOSを使っている筆者からするとAndroidには亜種がたくさんあって、同じAndroidなのに使い方がわからないとかいう事態が生じてしまいます。
それでも、スマートフォンでは圧倒的なシェアを誇るまでになっています。しかし、タブレットについてはあまり評価が高くないのも事実。iOSやWindowsタブレットに大きく溝をあけられている感が否めません。
iPad Proもモバイルでありながらデスクトップ環境を意識した性能と機能になっています。また、当然ですがWindowsタブレットはもともとデスクトップOSなので環境はバッチリ。
となると、Androidもデスクトップ環境を意識してもおかしくはありません。
そこで白羽の矢が立ったのが「Chrome OSとの統合」と言っても何ら疑問はありません。すでに2年前から準備が進められていたようです。あとはどちら側に寄せるかでしょうか?
ちなみに、パソコンで動くAndroid互換OSにRemix OSというものがありますが、ぱっと見の画面はまるでChrome OSです。
参考:Remix OS
Chrome OS(Chromebook)
Chrome OSは常に最新バージョンへと自動でアップデートされていくため、セキュリティ面で高く評価されています。また、軽量高速設計のキーボードを装備したPCとして人気が高まっています。
Chrome OSにはスクリーンキーボードも搭載されていますが、基本的にChrome OSはタッチ操作を前提としないデスクトップOSとして開発されてきた経緯もあり、タブレットで使おうとすると使いづらいのが事実です。PixelシリーズのChromebookを、ほんの少しいじってみるだけで、Chrome OSがタブレットとして使うには不向きなのがよくわかると思います。それよりもChrome OSでもAndroidの豊富なアプリが使えるようになるメリットは、非常に高いものでしょう。
いずれにしろ、Googleの持つOSに注目が集まっているのは事実ですね。
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