先日、Windows 10へのアップデートをしました。その中でMBR(マスター・ブート・レコーダー)についてお話ししました。ですがこれは、あくまでも一部の環境についてです。

主に古いPCの環境についてなのですが…。

参考:Windows 10のアップデートの際に気を付けなければいけないこと。

Windows 7の場合、未フォーマットのHDD、SSDにWindows 7をインストールした場合にシステム予約領域ができます。フォーマット済みのHDD、SSDにWindows 7をクリーンインストールした場合にはシステム予約領域はできません。この場合はMBRの拡張の必要はなく、何も問題なくWindows 10へのアップデートができます。

ただし、これはMBRであってUEFI(高速ブート:Ultra Fast)の場合はまた内容が異なります。

参考:Windows ディスクパーティションとは

UEFIについては勉強不足のため詳しく解説はできませんが参考のディスクパーティションを見るとわかる通り「MBR=BIOS」、「UEFI>BIOS」という感じです。

試していないので定かではありませんが、UEFIの場合にもMSRという予約パーティションが作成されますが、初期設定のままでWindows 10のインストールができるようです。

Windows 7 でも64bit版については、特にシステム予約領域の拡張なしでWindows 10へのアップデートができたという情報が多くあります。こちらも勉強不足で正確なことはわかりませんが、64bit版の場合には扱えるメモリ領域が異なるため、もしかしたらシステム予約領域も32bit版よりも多いのかもしれません。

いずれにしろ、わたしの場合にはMBRの領域を拡張して問題は解決しています。

一つの解決策として試す価値はあるかと思います。