たとえば出先で PC 作業していると「もう1画面あったらなぁ…」って感じること、ありますよね。カフェで作業するときや、出張先での資料チェックなどなど…。

そんなときに便利なのが Gechic M141E です。

今回紹介するこのモニターは、持ち運べる作業環境とでも言ったらよいでしょうか?特徴的なモバイルモニターを紹介いたします。

GeChic M141E

画面が狭い…。もう限界。ビジネス特化のサブモニター|Gechic M141E【実機レビュー】

基本スペック

まずは基本的なスペックをざっくりご紹介いたします。

  • 14 インチ・ノングレア IPS パネル 1920×1200 解像度
  • アスペクト比 8:5 (16:10) WUXGA (Wide Ultra-XGA)
  • コントラスト比 1200:1
  • sRGB カバー率 100%
  • 縦横: 316mm215mm / 厚さ: 7.1mm(min)~17.3mm(Max.)
画面が狭い…。もう限界。ビジネス特化のサブモニター|Gechic M141E【実機レビュー】

反射が少なく、鮮やかでクリアな画面を実現しています。薄くて軽いので、カバンにサッと入れられ簡単に持ち運びできます。HDMI 接続はもちろん USB-C で映像+給電ができるので、デバイスが対応していればケーブル 1 本で接続できます。

クイックリリーススタンド

画面が狭い…。もう限界。ビジネス特化のサブモニター|Gechic M141E【実機レビュー】

このモニターの最大の特長は、独自のクイックリリーススタンド。

このスタンドは工具いらずで簡単に取り付け・取り外しができ 0°/ 90° / 270° の角度に対応します。フレキシブルな設置スタイルに対応しているので、どんな作業にもフィットします。例えば横向きでスライド資料を表示するのはもちろん、縦向きで資料を見ながらの作業や、逆置きもできます。

画面が狭い…。もう限界。ビジネス特化のサブモニター|Gechic M141E【実機レビュー】

特に個人的に気に入ったのが、この縦置きにしたときの“しっくり感”です。どういうことかというと A4 サイズにより近いアスペクト比なので、PDF 資料を確認しながらの作業や、Web サイトの表示なんかもめちゃくちゃ快適です。

なんというか「もう1画面ある」だけじゃない、作業スタイルを変える 1 枚だと感じました。

端子と互換性

画面が狭い…。もう限界。ビジネス特化のサブモニター|Gechic M141E【実機レビュー】

接続端子についてももう少し詳しくお話しいたします。

接続は USB-C か、HDMI で接続できます。ちなみに Micro HDMI という、少々、特徴的な規格ですが、必要な HDMI ケーブルや USB-C ケーブルはすべて付属してるので、すぐ使い始められます。

画面が狭い…。もう限界。ビジネス特化のサブモニター|Gechic M141E【実機レビュー】

で、冒頭でもお話した通り、USB-C 接続にデバイスが対応していればケーブル 1 本で接続できます。一方の HDMI 接続の場合、電源が必要になりますが、6W (5V / 1.2A) の省電力なので、ノート PC の USB ポートからだったり、モバイルバッテリーでも電力をまかなえます。

そして接続できるデバイスですが Windows、Mac はもちろん、Linux や Android、Switch(画面出力対応)にも使えます。

セッティング

画面が狭い…。もう限界。ビジネス特化のサブモニター|Gechic M141E【実機レビュー】

電源や画質の調整は、スタンドのところにあります。日本語対応なので、簡単にお好みの設定にすることができます。

付属品について

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付属品についても紹介しておきましょう。

ユーザーガイドは、折りたたまれた1枚物です。両面フルカラーで画面の設定などについて細かく説明されています。

次は、ケーブル類。

画面が狭い…。もう限界。ビジネス特化のサブモニター|Gechic M141E【実機レビュー】

先程も紹介した HDMI ケーブルは micro HDMI 規格。電源のための Type-A to C のアダプターも含まれていました。それと映像出力にも対応した USB-C ケーブルですね。

そして、専用のケース。

画面が狭い…。もう限界。ビジネス特化のサブモニター|Gechic M141E【実機レビュー】

画面の破損を防ぐために、片側には硬い保護材が入っています。持ち運びの際にも安心感がありますね。

実際に使って感じたこと

画面が狭い…。もう限界。ビジネス特化のサブモニター|Gechic M141E【実機レビュー】

便利で良さそうなこのモニターにも、割り切らなければいけないポイントはあります。

  • スピーカー非搭載
  • リフレッシュレート60Hz
  • タッチ操作非対応

まず、スピーカーは非搭載。音を出したい場合は、外部スピーカーが必要になります。またリフレッシュレートは 60Hz なので、ゲーミングには不向きですね。さらに、タッチパネルも非対応。画面操作ではなく、見ることに特化しています。

が、逆にこれがビジネス特化の証拠でもあるんですよね。用途を特化し、無駄をそぎ落として、仕事に集中できる設計とでも言うべきでしょうか。実際に使ってみて、とにかく「縦置きラクちんだねぇ」って思いました。縦置きで原稿を見ながら資料を作成したり、チャットを表示させて横に置いて作業したり。って、この環境をワンタッチで手軽に実現するのが何よりのメリットだと感じました。

画面が狭い…。もう限界。ビジネス特化のサブモニター|Gechic M141E【実機レビュー】

自立型のモバイルモニターというだけでも選ぶ価値があるのに、さらに、縦置きが簡単で、しかもしっかり安定するというのが個人的にいちばん刺さったポイントですね。

しかも、スピーカーが無いのも意外と良いです。というのも、外出先で使う場合に、確認したい資料が音声付きだけども、静かな空間なので音が出ると困るという場合も意外とあるわけで、そこに気を使わなくて良いというのもメリットです。

そのへんも踏まえて、出張先や外で作業することが多い人には、心からおすすめできるモニターですね。“いつもの作業環境”がどこでも作れる安心感は、何物にも代えがたいです。

今回のまとめ

画面が狭い…。もう限界。ビジネス特化のサブモニター|Gechic M141E【実機レビュー】

今回は Gechic M141E 14 インチモバイルモニターを紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか?

M141E は、「仕事のために選ぶ一枚」という印象です。

  • 軽量・薄型設計
  • 独自のクイックリリーススタンドで縦横自在
  • USB-C で即接続、すぐ使える

スピーカーやタッチがないところは注意が必要ですが、逆に言うと本気の仕事道具として選ばれるモニターではないでしょうか?

といったところで、今回は以上となります。今回も最後までご覧いただき、本当にありがとうございます。この記事があなたの参考になれば幸いです。

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