先日、ヤフオクを覗いたときにうっかり入札し、そして落札してしまったPanasonicのLUMIX G1 (DMC-G1)が届きました。驚いたことに、Amazonではまだ新品が販売されており、2015年8月31日現在で60,000~70,000円程度の価格です。
中古とはいえそれを約13,000円(送料込)で購入できたのはラッキーといえばラッキーだったのでしょう。
さて、LUMIX G1はどんなカメラなのでしょう?
まずは気になるスペックですが、まず価格.comの製品紹介ページを見て初めて気が付きました。
参考:価格.com パナソニックLUMIX DMC-G1 ボディ
わたしがカメラの性能でこだわるのは連写性能と動画撮影性能。LUMIX G1は連写撮影が3/コマ秒。それと、今では当たり前になっている機能の動画撮影ができないんですね…(涙
それもそのはず、発売されたのが2008年10月31日ですでに7年以上前の製品です。同時期に発表されたカメラはPENTAXのK-mやOLYMPUSのE-30などです。連写はPENTAXのK-mは3.5/コマ秒とほぼ同等、OLYMPUSのE-30は5/コマ秒と当時としてはなかなかの連写性能です。ちなみにフルサイズの名機Canon EOS 5D Mark IIも同じころの発売でしたが、名機と言われたEOS 5D Mark IIですら連写性能は3.9/コマ秒でした。
また、PENTAXのK-mやOLYMPUSのE-30には動画撮影機能がありませんが、Canon EOS 5D Mark IIはフルHD(フレームレート30fps)撮影が可能でした。つまり、かなりのハイエンドマシンにしか当時は動画撮影ができなかったのです。
そこから考えるとLUMIX G1はそこそこハイスペックなカメラだったのです。
さて、せっかく手に入れた品なので使わないともったいないですね。
わたしはテーブルフォトを撮る機会が多いのでそちらで利用しようと考えています。となると「マクロレンズが必要かな…?」と思ったのですが、マイクロフォーサーズ・マウントのマクロレンズって聞き覚えがありません。ちょっと調べてみました。あるにはあったのですが、とにかく数がありません。
不思議に思っているとダイヤルに「マクロモード」らしきマークを発見!マニュアルを開いてみると、間違いなくそれはマクロモードのマークでした。
もしかしたらマクロモードで間に合うのかもしれません。
マニュアルを読むとマクロモードは「花」「料理」「コレクション」「クリエイティブクローズアップ」と4種類もあり、それぞれカラーバランスなどがプリセットされているようです。
ここら辺は、なんとなくコンパクトデジカメ的な雰囲気です。ちょっと、テスト撮影してみました。
まずはマクロモードの「花」。屋内の蛍光灯の下で撮影しました。
写真はアップロードの都合上、縮小せざるを得ませんでしたが雰囲気は感じてもらえるかと思います。
わたしの使っている小汚いキーボードです。汚れまでしっかり撮影できています。思った以上にシャープな画像を撮ることができました。
次はマクロモードの「料理」で撮影してみました。またしても小汚いキーボードですが、なかなか雰囲気の良い写真です。
見比べてみると露光とカラーバランスが異なるようですね。
ほかの「コレクション」と「クリエイティブクローズアップ」については今回割愛しますが、わたしの使用用途に十分当てはまる機能です。
古いカメラとはいえ現役で活躍できそうなので、ただの浪費にならずにホッとしています。ですが、交換レンズが欲しくなるのは仕方ありません。標準の単焦点レンズ1本くらいは…。
最新のDMC-G7は高速AFと4K動画撮影が売りです。技術の進歩は恐ろしいですね。