メモリとは?
PC内部でデータやプログラムなどを記憶しておく装置です。
広い意味ではハードディスクなどのストレージ(データを記憶する装置)も含みますが
ただ単に「メモリ」といわれる場合にはCPUが直接読み書きできるRAMや
読み込み専用のROMなどの記憶装置のことを呼びます。
特にRAMを使用したCPUの作業領域のことを「メインメモリ」と呼び
PCの性能を左右する重要な装置です。
RAMって何もの?
Random Access Memory の略で
データの読み込みや書き込みなどのアクセスをランダムに行うことができるメモリです。
RAMにもさまざまな種類が存在しますが
PCに使われているRAMはDRAMと呼ばれるものが使われています。
じゃぁROMって?
Read Only Memory の略で
データの書き込みができない読み込み専用のメモリのことを言います。
ファミコンやゲームボーイ(今はDSでしょうか…)などの
ゲームカートリッジはこのROMが使われているので
イメージしやすいかと思います。
また、CDやDVDなどでもプログラムが書き込まれたものを
CD-ROM とかDVD-ROM とか呼びますよね。
プログラムやデータが書き込まれているメモリ全てを
ROMと呼びます。
PCのどこに使われているか疑問に思われた方もいると思うので
少しだけ、もう少し詳しくお話しします。
BIOSというプログラム
PCを起動させると
何やら謎めいた文字列がたくさん表示されていると思います。
これがBIOSを知るヒントです。
BIOSとはBasic Input/Output System の略で
PCの最も基本的な入出力を管理するプログラムです。
PCに電源が入るとこのBIOSがいち早く起動し
キーボードの入力を管理し、記憶装置の入出力を管理し
OSを起動させる準備を始めます。
BIOSはまさに縁の下の力持ちです。
PCの自作やリフレッシュには必要な知識になるので
機会があればもう少し詳しく勉強してみてください。
つまりメモリとは
RAMやらROMやら似たり寄ったりですが
PCを選ぶ際にはRAMの容量に注目してください。
RAM容量についてはよく「机」に例えられます。
どういうことかと言うと
机で作業する場合、ひろい机と、せまい机
どちらが作業しやすいですか?
というイメージです。
RAM容量が大きいとCPUの使う机がひろく
RAM容量が少ないとCPUの使う机がせまくなります。
個人的な意見ですが、
わたしはRAMに関しては贅沢した方がいいと思っています。
新しいPCであればストレスフリーで作業できますし、
古いPCでもRAM容量が多いとそれなりに使えたりします。
PCを選ぶ際には、メモリは多めに。