Google Chrome OS というか Chromebook というか、海外からは元気なニュースが入ってくる。
2018年11月現在で、米国を中心につぎつぎと Chromebook の新モデルがリリースされている。
僕的には、けっこうウズウズしてしまう。
そもそも Chromebook って?
このブログに辿り着いたあなたにはもう説明はいらないだろうが、万が一 Chromebook のことを知らない人のために、ザックリと説明しておく。
Chromebook とは Google が開発しているオペレーティングシステム「Google Chrome OS」を搭載しているノートパソコンのシリーズである。
ちなみに、デスクトップパソコン版は Chromebox 。
同スペックの Windows 機と比較して動作が軽いため、スペックと価格を抑えたモデルが多い。
安価で用意できるため、海外の方では教育機関をはじめとして Chromebook がわりと元気。
中には日本でもぜひ発売してもらいたいような魅力的なモデルもある。
日本でも一部モデルは販売されているものの、家電量販店とかで見かけることは非常に少なく、僕のように地方に住んでいると、店舗で見かけることは皆無。
手に入れるには Amazon とかのネット通販なんかを利用しなければいけない。
またブラウザベースのオペレーティングシステムということもあり、ウェブアプリしか使えないので用途が限られてしまうというのも、数が出回らない理由に挙げられるかもしれない。
サクサク動いてくれていいパソコンなんだけどね。
以前にもこのブログで紹介した Chromium OS があれば、疑似的に Chromebook を作ることができる。
自力で Chromebook を作り出す
使うのは Chromebook に搭載されている Google Chrome OS のオープンソース版である Chromium OS 。
プロジェクトサイトからソースコードをダウンロードし、コンパイルすることで別のハードウェアでも利用できる。
が、これでは導入のハードルが高い。
そこで、有志が配布している Chromium OS のビルドを使わせてもらおう。
Chromium OS カスタムビルド配布ページ
以前は、さまざまなハードウェアでも利用できるようカスタムビルドされたイメージデータを配布していたサイト(その名もズバリ)「Chromium OS カスタムビルド配布ページ」も存在した。
もちろん僕もお世話になっていたサイトだけれども、Google Chrome が 32bit 版の開発を打ち切ったことから、2017年10月7日をもって同サイトの活動は終了した。
かろうじてまだダウンロードはできるが(2018年12月現在)、いつダウンロードできなくなるかわからない。
ArnoldTheBats World of Whimsy
また、「 ArnoldTheBats World of Whimsy 」というイギリスのサイトでも Chromium OS のカスタムビルドを数多く配布している。
しかし機械的にビルドされているため、ハードウェアによっては動作しないものもけっこうある。
イメージファイルをダウンロードし、インストール用の USB スティックを作っても、真っ暗画面から先に進まないこともしばしば。
Neverware
なんとか手軽に利用できないものかと思い調べてみると、2015年から米国の Neverware 社が CloudReady と呼ばれる Chromium OS のフォークを開発していた。
CloudReady は対応するハードウェアが非常に多いので、画面が真っ暗のまま微動だにしないことは少ないと思われる。
今回は、この CloudReady を使ってみることにした。
っと、少し長くなったのでダウンロードや、インストール用の USB スティックの作成は次回紹介する。
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