Linux でも BSD でもない、ちょっと変わった OS「Haiku(ハイク)」。かつて存在した BeOS の機能や設計思想を受け継ぎ、現在も開発が続けられているオープンソースの OS です。
実はこの Haiku、PC-FREEDOM では 2018 年から何度も取り上げてきました。ブログで紹介したり、YouTube で動画を制作したり、実際にインストールしてみたり。それくらい、僕にとって気になる OS の一つなんですよね。
そもそも Haiku の原点となった BeOS は、かつて Apple の次世代 OS 候補にもなった、なかなか面白い存在でした。当時の僕も興味を持っていた一人で、その系譜が今も続いているとなれば、やっぱり気になります。
ただ、気に入っているからといって、実用性があるかというと、そこは別の話です。直近の YouTube ライブでは Haiku R1 Beta 5 を実機で試しましたが、操作は相変わらず軽快。日本語入力までできたのは収穫でした。一方で、タッチパッドは動かないし、インストールしたはずなのに USB メモリを抜くと起動できない。なかなか一筋縄ではいきません。
結論から言えば、普段使いする OS としては、まだ厳しい。それでも、何度も試してみたくなる理由がある OS です。
今回は、そんな Haiku の歴史や独自の仕組みを振り返りながら、これまでの実機検証を交えて紹介してみたいと思います。
Haiku とは?Linux でも BSD でもない独自の OS

Haiku は、かつて存在した BeOS の機能や操作性を、オープンソースで再現することから始まったオペレーティングシステムです。
Ubuntu や Fedora のように Linux カーネルを使っているわけでもなければ、FreeBSD などの BSD 系 OS をベースにしているわけでもありません。カーネルからデスクトップ環境まで、独自に開発しています。
| 項目 | Haiku の概要 |
|---|---|
| OS の種類 | 独立したオープンソース OS |
| 開発の始まり | 2001 年、OpenBeOS として開始 |
| 開発の目的 | BeOS の機能・操作性の再実装と発展 |
| カーネル | 独自のハイブリッドカーネル |
| デスクトップ | Tracker、Deskbar など |
| ファイルシステム | BFS(Be File System) |
| パッケージ管理 | HaikuDepot、pkgman |
| 開発状況 | R1 ベータ段階 |
| 現行ベータ版 | R1 Beta 6(2026 年 10 月時点) |
Haiku のカーネルは、ハイブリッドカーネルと呼ばれる方式です。OS の中核機能をカーネル内部で動かす方式と、機能を分離する方式の考え方を組み合わせています。ただし、この方式だから必ず高速になるというわけではありません。
僕が Haiku で気になるのは、カーネルだけでなく、デスクトップやファイル管理まで、一つの OS として作り込んでいるところです。
Linux の場合、GNOME や KDE Plasma、Xfce といったデスクトップ環境を選べますし、気に入らなければ入れ替えることもできます。一方、Haiku は独自のデスクトップ環境が基本になります。
Linux がさまざまなソフトウェアを組み合わせられる柔軟さを持っているのに対し、Haiku は OS 全体をまとめて設計する方向です。その分、アプリケーションやドライバーの対応も独自に進めなければならないので、決して楽な道ではないと思います。
BeOS から Haiku へ。そもそも BeOS って何だったのか?

Haiku を紹介するなら、やはり BeOS の話は避けて通れません。
BeOS は、1990 年代に Be, Inc. が開発したオペレーティングシステムです。Be 社は、元 Apple のジャン=ルイ・ガセーらによって設立され、当初は BeBox という独自のコンピューターを開発していました。
BeOS は、マルチメディア処理や複数の CPU を活用することを強く意識して設計された OS でした。
今では、音楽を再生しながらブラウザーを開いたり、動画を見ながら別の作業をしたりするのは当たり前ですが、当時の PC ではそれほど簡単なことではありません。
もちろん、マルチタスクやマルチスレッド自体は BeOS だけの技術ではありません。特徴的だったのは、こうした仕組みを OS 全体で積極的に活用し、マルチメディア処理とデスクトップの応答性を重視していたことです。
例えば、時間のかかる処理を実行していても、ユーザーの操作にはできるだけ素早く反応する。これは単に処理を並行して実行できるというだけでなく、アプリケーションや画面の描画も含めた設計の話です。
当時の OS としては、かなり意欲的なものだったと思います。
Apple の次世代 OS になる可能性もあった
BeOS は一時期、Apple の次世代 OS 候補にもなりました。
当時の Apple は、従来の Mac OS に代わる新しい OS を必要としていました。その候補として BeOS も検討されたのですが、最終的に Apple が選んだのは NeXT の技術でした。こちらは後に Mac OS X へとつながっていきます。
BeOS にしてみれば、大きな転機を逃したことになります。
その後、Intel x86 向けにも展開されたものの、商業的に成功したとは言い難く、2001 年には Be 社の知的資産が Palm に買収され、BeOS の開発は事実上終了しました。
個人的には、今でも少し惜しい気がする OS です。
もっとも、Apple が BeOS を選んでいたら現在の macOS がどうなっていたのか、そんなことは誰にもわかりません。ただ、当時の PC 業界には Windows と Mac OS 以外にも、こんな OS が存在していたわけです。
この辺りの歴史については、以前に公開した 「不遇(?)の OS:BeOS」 という記事でも詳しく紹介しています。
BeOS は消えても、その考え方は残った
BeOS の開発が終了した後、その機能や使い勝手をオープンソースで再現しようと始まったのが、2001 年の OpenBeOS プロジェクトです。その後、2004 年に Haiku へと名前を変更しました。
ここで勘違いしやすいのですが、Haiku は BeOS のソースコードをそのまま引き継いで開発しているわけではありません。BeOS の API や操作性との互換性を目指しながら、新たに作り直している OS です。API とは、ソフトウェアが OS の機能を利用するための決まりごとのようなものです。
ちなみに、Haiku という名前にも由来があります。
BeOS に搭載されていた Web ブラウザー「NetPositive」には、エラーメッセージを英語の俳句で表示するという、ちょっと変わった仕組みがありました。Haiku という名前は、この伝統へのオマージュでもあります。
日本語の「俳句」が OS の名前になっているのは面白いところですが、単に日本語が格好いいから付けたというわけではなかったんですね。
見た目は古風。でも中身はなかなか面白い

Haiku を起動すると、どこか懐かしいデスクトップが現れます。今の Windows や KDE Plasma に慣れていると、少しおもちゃっぽく見えるかもしれません。実際、ライブでもそんな印象を話していました。
しかし、このデスクトップには、BeOS の時代から受け継がれてきた独特の仕組みがあります。
Tracker と Deskbar
Haiku のデスクトップを構成する代表的なソフトウェアが、Tracker と Deskbar です。
Tracker は、Windows のエクスプローラーに相当するファイル管理ソフトです。ただし、ファイルやフォルダーの管理だけでなく、デスクトップ自体も担当しています。
Deskbar は、アプリケーションの起動や切り替えを行うもので、Windows のスタートメニューとタスクバーを合わせたような存在です。
さらに、Haiku のウィンドウには、タイトル部分がタブのようになっている特徴があります。これを利用したのが「Stack & Tile」という機能です。複数のウィンドウをタブでまとめたり、横や縦にくっつけたりできます。
KDE Plasma などでもウィンドウを並べる機能はありますが、Haiku の操作方法は少し違います。こうした独自の操作感が、現在も残されています。
BFS は、ファイルを保存するだけじゃない
もう一つ、Haiku を語るうえで外せないのが BFS(Be File System)です。
ファイルシステムというと、NTFS や ext4 などを思い浮かべる人が多いと思います。基本的には、ファイルをディスクへ保存し、管理するための仕組みです。
BFS にも当然その役割がありますが、それに加えて、ファイルの属性を利用した検索機能が組み込まれています。
例えば、メールを管理する場合を考えてみましょう。メールのファイルには、送信者や件名、日時などの情報があります。Haiku では、こうした情報をファイルの属性として扱い、Tracker 上で表示したり、条件を指定して検索したりできます。
そこで使われるのが「インデックス」と「クエリ」です。インデックスは検索を速くするための索引、クエリは検索する条件のことです。
例えば、特定の人から届いたメールを、日付や件名で絞り込んで探すことができます。しかも、検索条件を保存しておけば、次に開いたときにも、その条件に合ったファイルを探せます。単に検索結果の一覧を保存するのではなく、検索条件そのものを残しておけるわけです。
もちろん、現在の Windows や Linux でも似たような検索はできます。ただ、BFS では、こうした機能がファイルシステム自体に組み込まれ、その情報を Tracker から扱えるところが特徴です。
なお、どんなファイルでも無条件に高度な検索ができるわけではありません。検索に利用する属性のインデックスや、アプリケーション側の対応も必要になります。
以前の Beta 3 と、直近の Beta 5 を使い比べてみると

2021 年には、Haiku R1 Beta 3 を古い 32 bit PC にインストールしました。当時は HDD を搭載した PC でも軽快に動いてくれたのが印象的でした。
しかも、古い富士通製ノート PC でサウンドが正常に再生できたのには驚きました。Linux や BSD でサウンド周りに苦労することがあった機種だったので、なおさらです。
その一方で、日本語入力はできず、手持ちの USB 接続 Wi-Fi アダプターもうまく動きませんでした。2021 年の検証は 当時の記事 でも紹介しています。
そして、直近の YouTube ライブで試したのが R1 Beta 5 です。今回は日本語入力ができ、Wi-Fi も認識しましたが、今度はタッチパッドが反応しないという問題がありました。
使用した PC もバージョンも異なるので、単純に性能や対応状況が改善した、あるいは悪くなったとは判断できません。それにしても、機材が変わるとずいぶん結果が違うものです。
VirtualBox では動作が重かった
今回のライブでは、最初は VirtualBox を使って紹介するつもりでした。
ところが、事前に試してみると、これがめちゃくちゃ反応が悪い。以前に使ったときは、もう少し動いていた気がするんですけどね。
そのままライブで使うには厳しいと判断し、実機での検証に切り替えました。これは当時の僕の VirtualBox 環境での話なので、Haiku が仮想環境では正常に動かないという意味ではありません。
USB メモリから起動してみると、こちらは問題なくデスクトップが表示されました。そして、操作してみると、やっぱり速い。
ウィンドウを開いたり、アプリケーションを操作したりすると、気持ちよく反応してくれます。以前の Beta 3 のときにも感じましたが、この軽快さは印象に残ります。
ただし、ほかの OS と同じ条件でベンチマークを測定したわけではありません。あくまでも基本的なデスクトップ操作での体感です。
インストールは速い。でも起動しない
USB メモリからの起動は問題なし。デスクトップも軽快に動きました。となれば、内蔵ディスクにインストールしてみたくなります。
まず DriveSetup でパーティションを作成し、BFS でフォーマット。続いて Installer からインストールを実行したところ、あっという間に終了しました。
これは速い。普段いろいろな Linux をインストールしているので、なおさら速く感じます。
ところが、USB メモリを抜いて再起動すると、今度は起動しません。インストール自体は終わったはずなんですけどね……。
当時はブートローダーの設定を疑い、いろいろ調べてみたものの、結局原因は特定できませんでした。
なお、Haiku は GRUB が必須の OS ではありません。BIOS 起動と UEFI 起動では必要な設定が異なり、パーティション構成やブートローダーの配置も関係します。
ただ、当時の実機の起動方式やパーティション構成については詳細な記録が残っていないので、何が問題だったのかはわかりません。
今回は内蔵ディスクからの単独起動を諦め、USB メモリから起動した環境で操作を続けました。
タッチパッドは使えない。でも Wi-Fi は認識する
もう一つ気になったのが、ハードウェアの認識です。
今回使ったノート PC では、タッチパッドが反応しませんでした。そのため、外付けマウスを接続して操作することになりました。
ところが、Wi-Fi はちゃんと認識しているんですよね。
最終的には有線 LAN を接続してインターネットを使いましたが、タッチパッドが使えないのに Wi-Fi は認識するという、なんとも不思議な状態でした。
ライブ中には、別のノート PC ではタッチパッドが使えているというコメントもいただきました。搭載されているデバイスやドライバーによって、ずいぶん結果が違うようです。
ライブでの実際の操作はこちら
ここまでの検証は、YouTube ライブのアーカイブに残っています。インストールが短時間で終わった様子や、その後の起動でつまずいたところなど、実際の画面を確認できます。
Haiku R1 Beta 5 の実機検証|YouTube ライブアーカイブ
主な見どころは、4 分 45 秒頃からの Haiku の紹介、9 分過ぎからの実機起動、11 分過ぎからのインストール、20 分過ぎからの日本語入力の確認です。
Haiku の日本語環境は使えるのか?
さて、今回のライブで個人的にうれしかったのが、日本語入力ができたことです。
日本語の表示については、インストール直後から問題ありませんでした。一部のメニューや設定画面も日本語化されています。ただし、すべて翻訳されているわけではなく、英語のまま残っている部分もあります。
日本語入力については、HaikuDepot から Mozc をインストールしました。HaikuDepot は、Haiku 向けのソフトウェアを検索・インストールするためのアプリケーションです。Linux でいうソフトウェアセンターのようなものですね。
ライブではソフトウェアの更新処理と重なってしまい、パッケージの読み込みがうまく進まない場面もありました。それでも最終的には Mozc をインストールでき、半角/全角キーで入力を切り替えられることを確認しました。
実際に日本語も入力できました。ただ、これがまた少し変わっていて、変換候補が妙なところに表示されたりするんですよね。入力そのものはできるのですが、普段使っている Linux の日本語入力とは少し勝手が違います。
以前はできなかった日本語入力が今回はできた。それは確かですが、Beta 3 とは検証した環境も異なりますし、長文入力や複数のアプリケーションでの動作まで確認したわけではありません。
今回の検証で言えるのは、基本的な日本語入力ができた、というところまでです。
Haiku は普段使いできるのか?Linux と比較してみる

ここまで Haiku の特徴を紹介してきましたが、では実際に Windows や Linux の代わりとして使えるのか。
正直なところ、僕はまだ厳しいと思っています。
Haiku にも Web ブラウザーや各種ユーティリティーが用意されており、HaikuDepot からアプリケーションを追加できます。また、POSIX という Unix 系 OS で広く使われる共通インターフェースにも対応しており、一部のソフトウェアを移植しやすい仕組みがあります。
ただし、POSIX に対応しているからといって、Linux 用の実行ファイルがそのまま動作するという意味ではありません。
| 比較項目 | Haiku | デスクトップ Linux |
|---|---|---|
| OS の基盤 | 独自カーネル | Linux カーネル |
| デスクトップ | Tracker、Deskbar など | GNOME、KDE Plasma、Xfce など |
| アプリケーション | Haiku 対応ソフトが中心 | 選択肢が豊富 |
| ハードウェア対応 | 対応機器に制約がある | 比較的広い |
| 日本語環境 | 対応するが制約もある | 設定方法や情報が豊富 |
| カスタマイズ | 独自環境の中で変更可能 | デスクトップ環境などを幅広く選べる |
| 主な特徴 | 一貫した独自の OS 設計 | 汎用性と柔軟性 |
例えば、普段の作業が Web 閲覧や文書作成程度であっても、利用するサイトや必要なアプリケーションによっては、Haiku では対応できないことがあります。
最近の Web サイトはブラウザーに求める機能も多く、単にページが表示できるだけでは十分とは言えません。オンライン会議や動画配信サービスなどを使う場合は、さらに確認が必要です。
今回のライブでは Web サイトへのアクセスは確認しましたが、そこまで詳しく検証したわけではありません。
古い PC の延命先になるのか?
Haiku は軽快に動作する OS なので、古い PC にインストールしてみたくなる人もいると思います。実際、僕も以前の Beta 3 では古い PC で動作を確認しています。
しかし、軽く動くことと、古い PC を実用的に延命できることは別です。
必要なドライバーがなければネットワークや入力デバイスが使えませんし、アプリケーションが対応していなければ、結局できることも限られてしまいます。
なお、Haiku には 32 bit 版と 64 bit 版があります。32 bit x86 版には従来の BeOS アプリケーションとのバイナリ互換性を備えた構成がありますが、64 bit 版には同じ互換性はありません。
32 bit PC でも動作する可能性があるのは面白いところですが、それだけで古い PC の延命先としておすすめできるわけではありません。
Windows 11 に対応していない PC を、インターネットや文書作成に使い続けたいのであれば、僕ならまず軽量 Linux を選びます。
試してみるなら、ここは注意
Haiku は現在も開発が続いていますが、2026 年 10 月時点では R1 ベータ段階です。2026 年 8 月 26 日には R1 Beta 6 がリリースされました。
今回の実機検証は Beta 5 で行ったもので、Beta 6 で同じ問題が発生するかどうかは確認していません。実際に試す場合には、次の点を確認しておきたいところです。
| 確認項目 | 注意点 |
|---|---|
| ハードウェア | Wi-Fi、GPU、タッチパッド、サウンドなどの対応 |
| アプリケーション | 必要なソフトウェアが使えるか |
| 日本語環境 | 日本語表示と入力の両方を確認 |
| 起動方式 | BIOS 起動と UEFI 起動で必要な構成が異なる |
| ディスク操作 | パーティション作成やフォーマットでデータが消える場合がある |
| ソフトウェア更新 | 古いベータ版ではパッケージの入手や更新に制約が生じる場合がある |
特に DriveSetup はパーティションを操作するツールなので、間違えれば既存のデータを消してしまうこともあります。最初は重要なデータが入っていない PC か、仮想環境で試すのがよいと思います。
PC-FREEDOM 評価
Haiku は一般的な Linux ディストリビューションとは性格が違うので、今回は実用性と技術的な独自性を分けて評価しました。
| 評価項目 | 評価 | 理由 |
|---|---|---|
| 初心者向け | ★★☆☆☆ | 基本操作は比較的わかりやすいが、トラブル対応は難しい |
| 実機で感じた操作感 | ★★★★☆ | Beta 5 の実機では軽快。ただしベンチマークは未測定 |
| 安定性 | 評価保留 | 長期運用や現行版での検証が不足 |
| 日本語環境 | ★★★☆☆ | Mozc で入力できたが、変換候補の表示に問題があった |
| アプリの実用性 | ★★☆☆☆ | 普段使いに必要なソフトがそろうか、個別の確認が必要 |
| ハードウェア互換性 | 評価保留 | 検証機材ごとに結果が異なり、全体を採点するには情報不足 |
| 独自性・設計思想 | ★★★★★ | BeOS の仕組みを受け継ぎ、独立した OS として開発を継続 |
| OS ファンへの魅力度 | ★★★★★ | Linux や BSD とは違う設計を体験できる |
※評価は PC-FREEDOM の主観的な判断です。操作感は Beta 5 の実機での体験をもとにしており、統一条件で測定した性能評価ではありません。
まとめ:やっぱり気になる Haiku

2018 年に最初に紹介してから、もう何度も Haiku を取り上げています。2021 年の Beta 3 では日本語入力に苦労しましたが、今回の Beta 5 では Mozc で入力できました。その一方で、インストール後の起動やタッチパッドでは、また別の問題が出てきました。
僕が普段使う PC の OS として考えれば、現状では Linux を選びます。でも、だからといって Haiku への関心が薄れるわけでもないんですよね。
かつて Apple の次世代 OS 候補にもなりながら、商業的には姿を消してしまった BeOS。その仕組みを一から作り直し、今も開発を続けている人たちがいるわけです。
次のバージョンが出たら、たぶんまた試している気がします。BeOS から続くこの OS が、これからどう変わっていくのか。やっぱり気になります。
過去の動画と関連記事
今回のライブより以前に制作した長尺動画では、BeOS の歴史や Haiku の特徴を紹介しています。Beta 3 を使っていた当時の様子と、今回の Beta 5 のライブを見比べてみるのも面白いと思います。
PC-FREEDOM で以前に公開した記事も、興味があればご覧ください。
公式情報
※実機検証は Haiku R1 Beta 5 を使用したものです。Beta 6 での同一条件による検証は行っていません。記事の情報確認基準日は 2026 年 10 月 31 日です。
