グズグズしてたら、18 Beta 1 がリリースされてしまった MX Linux 。

でも、この記事を書いている段階ではまだダウンロードができなかったので 17.1 のインストール方法を紹介する。

たぶん大きな変化は無いと思われるので…。

MX Linux 17.1 を起動させる

MX Linux も Live で起動させてからインストールするディストロ。

なので LiveUSB を作成して試してみるもよし。

しかし僕は今回も VirtualBox でテストしてみた。

MX Linux 17.1 をインストールしてみた

 

やっぱり [ F2 ] キーで言語表示を変更することができる。

早速、日本語表示に変更。

MX Linux 17.1 をインストールしてみた

 

これで、antiX の時と同様にキーボードやタイムゾーンなどの設定がされるはず。

MX Linux 17.1 をインストールしてみた

 

MX Linux のインストール

MX Linux もライブでも使えるので、そのままライブ環境が起動する。

そしてインストールはグラフィカルユーザーインターフェイスでできる。

またantiXと同じように、デスクトップにあるディスクマークを「シングルクリック」してスタートする。

MX Linux 17.1 をインストールしてみた

 

antiX の時はリポジトリの設定とかのウィンドウが開いたけれども、MX Linux の場合は、すぐにインストーラーのウィンドウが開く。

MX Linux 17.1 をインストールしてみた

ここから先の手順はほぼ antiX と同じ。

 

1. インストールするディスクの選択

ここではクリーンインストールなのでこの表示だけれども、すでに何かの OS がインストールされていると表示が異なる。

MX Linux 17.1 をインストールしてみた

インストール先が決まれば、フォーマットが始まる。

 

3. インストール処理

手順の「2.」が見当たらないが、たぶんインストール先に何かある場合にお目にかかることができるだろう。

MX Linux 17.1 をインストールしてみた

っと、フォーマットだけかと思えば、このタイミングですでに OS のインストールが始まる。

15〜20程度かかるので次の画面になるまで待つ。

 

4. 起動方法の選択

インストールが終わると、ブートローダーのインストールを行う。

MX Linux 17.1 をインストールしてみた

 

特に指定がなければ初期設定のままでも問題ない。

MX Linux 17.1 をインストールしてみた

 

「はい」をクリックすると、インジケーターが表示されブートローダーのインストールが始まる。

MX Linux 17.1 をインストールしてみた

このインジケーター、なんどもいっぱいになる。

結構フェイントをかけられるので、終わるまでじっと待つべし。

 

5. コンピュータネットワーク名

コンピュータ名とコンピュータドメインの設定では、任意のものを設定する。

MX Linux 17.1 をインストールしてみた

もちろん初期設定のままでも問題ない。

 

6a. 場所のデフォルト, 6b. 時間設定, 6c. タイムゾーン設定, 6d. サービス設定(高度)

言語設定とタイムゾーンの設定を行う。

MX Linux 17.1 をインストールしてみた

ここも OS 起動前に日本語を設定していると、自動的にローケル:「ja_JP.UTF-8」とタイムゾーン:「Asia/Tokyo」が設定されている。

問題がなければ「次へ」進む。

 

7a. デフォルトユーザーアカウント, 7a. Root (管理者) アカウント

デフォルトユーザログイン名は「英数小文字」で設定する。

MX Linux 17.1 をインストールしてみた

 

大文字だとエラーが出るので注意。

ちなみに記号も使えないのだが、ハイフン(-)は使えた。

MX Linux 17.1 をインストールしてみた

 

パスワードを表示して、設定したパスワードに間違いがないか確認しておくとよい。

今回は「自動ログイン」で設定した。

ちなみに「 Encrypt /home 」はホームディレクトリを暗号化するための設定。

これでインストールは終了となる。

MX Linux 17.1 をインストールしてみた

 

「完了」をクリックすると再起動の確認メッセージが表示される。

「はい」をクリックすると再起動が始まり、インストールされた antiX が起動する。

MX Linux 17.1 をインストールしてみた

 

っと、インストールが終わったので、とりあえず今回はここまで。

でもこの段階で日本語表示はできているが、まだ日本語の入力ができないので次回は日本語入力環境を整えていきたい。

 

個人的な意見ですが、

インストールの手順は、antiX と全く同じだった。

こうなるとコアシステムが antiX と言うより、ベースが antiX と言っても良い感じを受けるが、ベースはあくまでも Debian と言うことらしい。

以下の記事でも触れたが、MX Linux は antiX と旧 MEPIS の共同ベンチャー。

MX Linux 18 Beta1 がリリースされたので、

触ってみると、確かに antiX のテイストと MEPIS のテイストが感じられる。

ディスクトップ環境が IceWM と Xfce だと、RAM の使用量が違うため軽さが変わるものの、安定性と軽さに定評がある Xfce 。

MX Linux も普通に軽量ディストロと言える。

パネルが左にあったり、フラットデザインだったりと、スタイリッシュな MX Linux 。

実はこのディストロも、インストール直後は日本語入力ができない。

次回、MX Linux の日本語入力環境の設定を行う。

ウェブサイト → https://mxlinux.org/