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【さらば!Windows!?】Minisforum UM700 × Manjaro Linux の実機レビュー!Steam Deck に最も近いミニ PC はサイコーだよ!

【さらば!Windows!?】Minisforum UM700 × Manjaro Linux の実機レビュー!Steam Deck に最も近いミニ PC はサイコーだよ!

【さらば!Windows!?】Minisforum UM700 × Manjaro Linux の実機レビュー!Steam Deck に最も近いミニ PC はサイコーだよ!

今回はコンパクトで高性能なミニ PC Minisforum UM700 を紹介します。

UM700 自体はすでに販売されている製品ではありますが、今回紹介するのは OS が Windows ではなく Manjaro Linux を採用したモデルです。

しかも今ゲーム業界の話題を独占中の Steam Deck とほぼ同等の性能というではないですか。

興味を持たないわけがありません。

そんな Minisforum UM700 をじっくり見ていきましょう。

Minisforum UM700 × Manjaro Linux

https://bit.ly/35vm8Oh

Minisforum はコンパクトでパワフルなミニ PC の専門ストアとして日本でも知られるブランドです。

Minisforum ジャパンの Web サイト

https://store.minisforum.jp/pages/about-minisforum

販売しているほとんどのモデルが VESA 規格のマウントに対応しており、とてもコンパクトで置き場所を選びません。

もちろん UM700 も VESA 規格のマウントに対応しているので、液晶モニターの裏に取り付けたりすることができます。

VESA 規格とは?

パソコンやワークステーション等のビデオ周辺機器に関する業界標準化団体 Video Electronics Standards Association(ビデオ エレクトロニクス スタンダーズ アソシエーション)が定めた規格。

また UM700 は AMD の Radeon™ RX Vega 10 を搭載した第2世代のモバイル向け AMD Ryzen™ 7 3750H 4コア/ 8スレッド CPU を搭載し、とても高いパフォーマンスを発揮します。

https://www.amd.com/ja/products/apu/amd-ryzen-7-3750h

さらに Minisforum のミニ PC 全般に言えるのですが、内部へのアクセスがとても簡単なため RAM やストレージの増設がとてもラクです。

UM700 も同様に、ステッカーの表示にあるように左右をプッシュすると簡単に蓋が開き中にアクセスすることができます。

この、みっちり詰まった感じがワクワクします。

本体前面には、左から USB 3.1 (Gen2) Type-C, USB 3.1 (Gen1) Type-A (2.0A), USB 3.1 (Gen2) Type-A, 3.5mm オーディオジャック, 電源ボタン, CMOS クリアです。

背面には、左から USB 3.1 (Gen2) Type-A×2, HDMI, Display Port, 2.5Gigabit Ethernet, 電源ポート (19V) です。

同梱品は、HDMI ケーブル、電源アダプター、DP ケーブル、SATA 接続用のアダプタ、VESA 規格のマウンターです。

サクッと、起動させてセットアップしましょう。

冒頭でも言いましたが、OS は Windows ではありません。

Manjaro Linux です。

Manjaro ってなんじゃろ?

いつもこの PC-FREEDOM の Youtube チャンネルやブログを御覧いただいている方には、もうお馴染みですが、「そもそも Linux って何よ?」という具合に、世の中的には聞いたことがない人のほうが多いと思いますので、はじめましての方向けに、簡単に Linux と Manjaro について紹介しておきます。

Linux とは?

Linux とは Windows や macOS のように、パソコンを動かすために必要な基本ソフトウェアであるオペレーティング・システムです。

厳密には OS の核の部分になるカーネルと呼ばれるプログラムのことを呼びますが、広い意味で Linux カーネルを用いたオペレーティングシステム(ディストリビューション)を Linux と呼びます。

コンピュータに詳しい方であれば Linux という名前を聞いたことがあるかと思いますが、サーバーなどに使われる OS として知られています。

Linux は自由でオープンなソフトウェアとして開発されており、 世界中の有志によって発展してきました。

表立って知られることはありませんが、白物家電を含む生活家電やゲーム機、スマートフォンのシステムとして幅広く利用されています。

最近では、Windows などのようなデスクトップ向けの OS として使えるよう開発が進み、日常的に使うことができる OS へと進化しています。

また Linux は Windows のように高いライセンス料を必要としません。

基本的には無料で誰でも使うことができます。

困ったことがあったらメーカーに電話をかけて聞いたりといったことはできませんが、今では必要な情報をインターネットでたくさん集めることができます。

自分で調べることが苦手な方には不向きですが、自由に好きなようにいじくり回すことが好きな方に最適な環境です。

Manjaro Linux

https://manjaro.org/

そして Manjaro は「シンプリシティ」、「ミニマリズム」、「エレガンス」さ、コードの正しさに焦点を当てて開発されている Arch Linux をベースに開発されているデスクトップ指向の Linux ディストリビューションです。

個人的には Arch Linux のことを「几帳面な頑固親父」だと思っています。

Arch Linux はその設計思想の通りシンプルで高速、安定した環境で、しかもローリングリリースモデルのため常に最新の環境にアップデートされます。

とても人気が高いのですが、インストールはコマンド操作だけで行うため、初心者にはハードルが高い Linux でもあります。

それを初心者でもインストールから手軽に使えるように開発されたのが Manjaro です。

独自の部分ももちろんありますが、初心者向けの Arch Linux と言えます。

UM700 は、そんな最新技術がぎっしり詰まった Manjaro を OS に採用しています。

UM700 ≒ Steam Deck

そしてこの Minisforum UM700 は今ゲーム業界の話題を独占中の Steam Deck とほぼ同等の性能を持っています。

Steam で製品をリリースするために必要な情報を提供している Steamworks での記事で、Steam Deck と同等の性能のミニ PC として紹介され、チーム共通意見で一般的に購入可能なシステムとして最も Steam Deck に近いとしています。

https://partner.steamgames.com/doc/steamdeck/testing

Minisforum はこの記事に触発され UM700 Manjaro Linux モデルの販売を開始したとのことです。

ちなみに、UM700 や Steam Deck について Manjaro の Web サイトでも度々取り上げています。

Steam Deck は、2022年2月25日 がアメリカ、カナダ、欧州連合、イギリスでの出荷開始日です。

Web サイトも日本語対応しているのですが、日本での販売はまだ未定です。

海外の Youtuber TechHat, Level1 Techs, The Linux Experiment でも、UM700 を取り上げており、特に TecHat では実際に 1280×800 ドットの解像度のモニターを接続し、Steam Deck と同等の環境でゲームをプレイして見ています。

※TecHat さまのご厚意により、動画を使っております。

UM700 のスペック。

https://bit.ly/35vm8Oh

UM700 のスペックについて少し見ていきましょう。

Minisforum UM700 × Manjaro Linux

ProcessorAMD Ryzen™ 7 3750H , 4 Cores/8 Threads 2.3GHz (4.0GHz)
(Total L2 Cache 2MB , Total L3 Cache 4MB , Base Clock 2.3 GHz , up to 4.0 GHz)
GPURadeon™ RX Vega 10 Graphics (Graphics Frequency 1400 MHz)
MemoryDDR4 8GB×2 Dual channel (SODIMM Slots×2)
StorageM.2 2280 512GB PCIe SSD
Storage Expansion1×2.5 inch SATA HDD Slot (SATA 3.0 6.0Gb/s)
Wireless ConnectivityM.2 2230 WIFI Support (Dual-Band Wi-Fi,BlueTooth)
Video Output① HDMI 2.0(4K@60Hz),② DisplayPort(4K@60Hz) , ③ USB-C Port(4K@60Hz)
Audio OutputHDMI 2.0 , DisplayPort , 3.5mm Audio Jack
Peripherals InterfaceRJ45 2.5 Gigabit Ethernet Port×1 , USB3.1 Port×1(Gen1 , 2.0A Max output , shutdown charging , Yellow) ,
USB3.1 Port×3(Gen2 , Blue) , USB-C Port×1(Gen2) , Clear CMOS
PowerDC 19V/3.42A (adapter included)
SystemManjaro Linux Plasma Gamer Edition
Pre-installed ProgramsFirefox, Okular, VLC media player, Elisa, Gwenview, LibreOffice, Steam, Skype, Vivaldi, CrossOver
Product Dimension128×127×46mm
Package Dimension158×158×100mm
Net Weight0.50/KGS
Gross Weight1.40/KGS

Steam Deck に搭載されているプロセッサは Zen 2 世代の AMD APU という CPU と GPU を統合させたプロセッサです。

それに対して UM700 のプロセッサは Rayzen 7 3750H と一世代前のモバイル向けプロセッサで、RAM も同じく一世代前の規格ではありますが、ア数やスレッド数、動作クロック周波数などを比較してみると確かに同等といえます。

OS も Steam Deck は Arch Linux をベースに開発されてた SteamOS で、デスクトップ環境は高機能でカスタマイズが自由自在な KDE Plasma です。

https://www.steamdeck.com/ja/tech

先程覗いてみた Steamworks では、Manjaro の KDE Plasma が紹介されています。

https://partner.steamgames.com/doc/steamdeck/testing

プロセッサも同等で、OS も同等となると、モニターやコントローラーがないだけで、ほぼ同じマシンと言えます。

Steam Deck のプロモーションでは「Steam Deck をモニターに繋いで PC として利用しましょう!」という内容が紹介されていますが、UM700 は「 PC を Steam Deck として利用しましょう!」というところでしょうか。

ゴリゴリのゲーミング PC と比べると見劣りする部分はありますが、このサイズでこの性能は十分です。

ウチにある PC の中でもトップクラスのスペックですよ!(普段遣いの PC のスペックが低すぎるという話もありますが…)

UM700 のセットアップ。

だいぶ前置きが長くなりましたが、いよいよ UM700 をセットアップします。

初期設定。

インターネット接続し忘れていたため、エラーがでていました。

そのまま設定を続けることができたようですが、Ethernet をつなぎ設定を続けます。

設定は、タイムゾーンキーボードユーザー名とそのパスワードを設定していきます。

指示通り入力していけば問題ありません。

コチラも参考にどうぞ。▶https://pc-freedom.net/linux/manjaro-review/

必要な設定が終わり再起動が促されます。

再起動して、使っていきましょう!

日本語環境の設定。

Manjaro は、そのままでは日本語入力もすることができません。

まず、日本語入力ができるようにしておきましょう。

Manjaro を起動して、いちばん最初に表示される Manjaro Hello から日本語入力の設定を行うことができます。

ウィンドウの下中央にある「Applications」のボタンをクリックします。

ここでは、必要なソフトウェアを検索してインストールすることができます。

「Application」の項目にある「Extended language support」をクリックします。

すると行が展開され

が表示されます。

どちらでも問題ありませんが、個人的には Fcitx の方をよく使うので、今回も Fcitx を選択します。

項目の右側にあるチェックボタンをチェックして、ウィンドウ右上にある「UPDATE SYSTEM」のボタンを押すと、パスワード入力が求められます。

パスワードを入力し「OK」をクリックすると、必要なチェックが始まります。

チェックが終わるとダウンロードするパッケージの一覧が表示されます。

問題がなければ「Apply」をクリックして先に進めます。

パッケージのインストールが終わったら他の設定もしましょう。

日本語環境の設定。

表示言語が英語のままだったので、これを日本語に変更します。

その前にこの Manjaro Hello も日本語に変更しておきましょう。

ウィンドウ左上にある「English」の右にある「▽」をクリックすると、言語の一覧が表示されるので「Japanese」を選択しておきましょう。

言語パックのインストール。

設定ですが、メニューの「Favorites(お気に入り)」にある「System Settings」を開きます。

まず先に表示言語の設定では有りませんが、「Language Package」の項目で、「Install Packages」をクリックします。

すでにインストールされているソフトウェアなどの日本語化に必要なパッケージがインストールされます。

このタイミングでなくても良いのですが、先にやっておいたほうがあとがラクなのでインストールしておきましょう。

次に本題の表示言語の変更をします。

表示言語の変更。

撮影し忘れて、追加で撮影したので、すでに日本語になっていますが、「Regional Settings」を選択し「Language」の項目で、ウィンドウ右下にある「Add languages…」をクリックし、一覧の中から日本語を見つけ、選択した状態で「Add」ボタンをクリックします。

初期設定の際に表示言語を日本語にしておくと、この作業は要りません。

一覧に「日本語」が追加されます。

この項目では、いちばん上に設定されている言語が表示言語になるので、日本語をいちばん上に移動させます。

ここまで終わったら一度再起動しましょう。

これで無事に日本語化が完了しました。

UM700 でゲームしてみた。

Manjaro には予め Steam がインストールされているので、さっそく設定をしてゲームをプレイしてみることにしました。

が、

なんのことだ?と思いましたが、おそらく DirectX 11 の何かが引っかかってるのかな?と思いインターネットで調べてみると、どうも Vulkan のドライバーあたりが怪しいということがわかりました。

そこでまず、Steam 関連のパッケージを片っ端からインストールしてみましたが、なんか調べたパッケージがインストールされていなさそうな感じでした。

お目当てのパッケージは Vulkan 関連のものです。

Vulkan は 3D グラフィックスを実行するためのシステムなので、もしかしたらここらへんで何か足りないものがあるのでは無いかと思ったのです。

なので、AUR = Arch User Repository を有効にしてパッケージを探してみました。

AUR を有効にするには、まず「パッケージの追加と削除」の設定画面を開きます。(ウィンドウ右上にある三本線のバーガーマークをクリックするとメニューが表示されるので、その中から「設定」を選択します)

メニュータブのいちばん右側にある「サードパーティー」をクリック。

メニュー一覧にある「AURサポートを有効にする」のチェックを ON にすると AUR のパッケージを利用することができるようになります。

ちなみに AUR は、コミュニティによって運営されている Arch Linux ユーザーのためのパッケージリポジトリ(ファイルやプログラム、設定情報などを保管しておく場所)です。

https://wiki.archlinux.jp/index.php/Arch_User_Repository

インターネットの情報をもとに

以上の3つのパッケージをインストールしました。

足りない分はインストーラーが依存関係を解消してくれます。

ちなみに AUR のパッケージは、ソースコードをダウンロードして、それからビルドするため、公式パッケージのインストールよりも時間がかかります。

で、インストールが終わったら、改めてゲームを起動してみました。

今度は無事に起動しました!

ゲームが起動しなかったときは、ちょっと焦りましたね。

てか、このあとに Youtube でアップされていた動画を見直してみたところ、やっぱり最初はエラーに悩まされていたようです。

解決法としてプリインストールされている Steam を削除して、改めてネイティブの Steam をインストールすると動作するようです。

そのままプレイできるのであれば良いでしょうが、もしもゲームの起動の際にエラーが出た場合にはいずれかの方法を試してみてください。

Minisforum UM700 × Manjaro Linux の特典。

Minisforum UM700 × Manjaro Linux では、出荷 1,000台まで CrossOver のライセンスが付属します。

この CrossOver もなかなかすごい!

CoodWeaver が開発する CrossOver は Linux や macOS、Chrome OS で Windows のソフトウェアを動かすためのプログラムです。

全てのプログラムが動作するわけではありませんが、かなりの数のソフトウェアを動かすことができます。

https://www.codeweavers.com/crossover

また有料 ($59.95 無料トライアル有り) だけあって、同等のソフトウェアである PlayOnLinux よりも使いやすく、デスクトップアイコンなどの細かいところまで互換性を確立しています。

動作させることができるプログラムかどうかは、予め Web 上でチェックすることができます。

https://www.codeweavers.com/compatibility/

だだし、この一覧に無いプログラムでも動作するものがあるようで、未知のプログラムの場合のインストールのヒントも紹介されています。

https://www.codeweavers.com/support/wiki/linux/linuxtutorial/unsupported_deps

ということで、CrossOver を使ってみることにしました。

動かしたいソフトウェアが思いつかなかったので、Microsoft Office でもと思いましたが、Linux 上からだとダウンロードすらできません。

他の Windows マシンでダウンロードしたインストーラーを使ってみようと思いましたが、ダウンロードしたインストーラーは USB メモリを始めとしたストレージに移動させることができません。

何かしらのロックが掛けられているようです。

ただし、現行の Office 365 ではなく以前のバージョンなどのパッケージ版の Office だと動作するようです。

ってことで、次に Adobe を試して見るべく、Creative Cloud をダウンロードを試みましたが、Office のサイト同様に Linux 環境ではダウンロードできません。

やっぱり Windows マシンでダウンロードしてやってみました(こちらは USB メモリにコピーすることができました)が、エラーが出て動きません。

Adobe Criative Cloud も最近のバージョンはダメっぽいです。

CS2 は動作確認取れています。

あと他に思いつかなかったので、Windows 版の Steam をインストールしてみました。

するとデスクトップアイコンどころかタスクバーにも表示され、きちんと機能もしました。

Windows 版の Steam と Street Figher V をインストールした様子。

もちろんゲームも。

ディストリビューションによってデスクトップアイコンがちゃんと表示されず、ガッカリすることもありましたが、KDE Plasma と CrossOver の組み合わせは完璧ですね。

それと、DaVinci Resolve の Windows 版もインストールしてみました。

Windows 版(左)のアイコンのほうがカラフルです。

Linux 版と Windows 版どちらも GPU のところで要件を満たしていなかったようで、それ以上使うことができませんでしたが、プログラム自体は問題なくインストールできました。

Linux 版の DaVinci Resolve は GPU が正しく認識されないという噂もありますが…。

ってか、こうして Windows のソフトを探してみたときに改めて思いましたが、コダシマは Windows に依存する理由がほぼありません。

Windows マシンは Micorosoft Office か Adobe ソフトを使うときだけで、調べ物をするときやブログの執筆、SNS や動画視聴などなど、PC を使う8割は Linux マシンです。

このブログをご覧いただいているアナタはいかがですか?

Windows にこだわる理由ってなんですか?

気になる UM700 のお値段。

https://bit.ly/35vm8Oh

現在、Minisforum の日本サイトでは取り扱いが有りませんが、英語サイトの方では実売価格 $469 USD からです。

Windows 搭載の UM700 は実売価格 $569 USD と、実に $100 も安くなっています。

Windows ライセンス分かな?

ちなみに Steam Deck は $399 USD からですが、Steam のゲームは当たり前に数十 GB くらいの大きなサイズのゲームがほとんどなので、あっという間に容量を使い果たすことは目に見えています。

https://www.steamdeck.com/ja/

ヘビーユーザーであれば 512GB モデル一択でしょう。

値段で 64GB とか選んでしまった日には、持ち歩けるゲームは多く見積もっても2〜3本程度。

そうとう後悔すると思います。

すべてのモデルに microSD カードスロットを搭載しており、ストレージ容量の追加が可能ですが、microSD と NVMe じゃ速度が違いすぎて話にならないと思う。

そこら辺も考慮すると、UM700 はなかなか良い買い物では無いでしょうか!

ちなみにこの件があってから、改めて Minisforum のストアを覗いてみると、OS ライセンスなしのベアボーンキットを見ることができます。

Minisforum も Windows へこだわる理由が薄れて来たのかもしれませんね。

だいぶ他の製品も気になってきました!

Minisforum UM700 × Manjaro Linux のまとめ。

今回は Minisforum UM700 × Manjaro Linux を紹介しました。

メーカーが販売する PC で、OS が Windows じゃないものを久しぶりに見ることができました。

最近ではクラウドサービスやクロスプラットフォーム化も進み、Windows にこだわる理由が、だいぶ減ってきているように思います。

今回の UM700 もその状況に一石を投じる1台では無いでしょうか。

また性能面においても、今ゲーム業界の話題を独占中の Steam Deck と同等というのは、Steam Deck 欲しさにしびれを切らしているユーザーにも雰囲気を味わうのには十分魅力的でしょう。

一応、3画面も試してみましたが、全く問題なく使うことができます。

ってか、3画面にもなるとマウスカーソル見失うなぁ…。

PC 単体で見てもサイズといい、拡張性といい、かなり使い勝手のよいマシンです。

冷却ファンも相当静かで、むしろ寒さしのぎのファンヒーターの音のほうがよほど大きいです。

日本からだと UM700 × Manjaro Linux を探すのが大変っぽいので、興味のある方は以下のボタンからのぞいてみてください。

参考サイト

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