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ポーランド生まれの軽量ディストロ SparkyLinux 5.7 がリリースされたので、

ポーランド生まれの軽量ディストロ SparkyLinux 5.7 がリリースされたので、

SparkyLinux は Debian のテスト「 Buster 」に基づく、ローリングラインの今年の1回目のアイソイメージが、2019年3月6日にリリースされた。

SparkyLinux とは?

SparkyLinux は、新旧両方のコンピューター用にカスタマイズされた Enlightenment デスクトップと LXQt デスクトップを備えた、軽量で高速でシンプルな Linux ディストリビューション(以降、ディストロ)。

今回の変更点は?

Debian GNU / Linux の” Stable “ブランチ上に構成された安定版の 4.x 系と、” testing “ブランチの上に構築されているローリングリリース版の 5.x 系があり、今回はローリングリリースの 5.x のものがリリースされた。

変更点:

▼より詳しい情報は▼
Website >> https://sparkylinux.org/sparky-5-7/

SparkyLinux の概要

主なアプリケーション

SparkyLinux をインストールするのに必要なスペックは?

基本的にはプロセッサが i686 か x86_64 (amd64) だけれども、選ぶバージョンによって必要なスペックが少し異なる。

いちばんの低スペックはやっぱり CLI だけれども、僕のような初心者はやっぱりグラフィカルがいい。

グラフィカルなデスクトップ環境をもつバージョンは安定版 LXDE 、ローリング版 LXQt 、Minimal GUI の Openbox と、どれも軽量。

これら GUI 環境を持つバージョンのうちもっとも軽量な Minimal GUI に必要なスペックは以下の通り。

GameOver や Multimedia も、同等なスペックでも動作するが、ストレージに関して、やっぱりバージョンによって異なる。

スタンダードなホームエディションは 10 GB 、 GameOver や Multimedia は 20 GB が推奨される。

また、各デスクトップ環境ごとに必要な RAM のサイズは以下の通り。

メモリに余裕があるのであれば上記のデスクトップ環境を選ぶと良い。

おまけにホントに軽量な CLI は RAM 128 MB 、ストレージ 2 GB という軽量ぶり。

いずれのバージョンでも 512 MB 以上のスワップパーテションが必要とのことだが、今の世の中なら問題はないと思われる。

▼より詳しい情報は▼
Website >> https://sparkylinux.org/

個人的な意見ですが、

先にも貼り付けたように、以前はポーランド独立100周年の記念バージョンを触れてみた。

今回は通常のリリースなのだけれども、だいぶ使いやすくなっている。

インストールはグラフィカル・ユーザー・インターフェイスの Calamares が使われているので初心者でも安心。

もちろん日本語のインストールもできる。

また、インストール後には半自動的に、ローカライズがされ、日本語入力環境もわりと簡単に整えることができる。

非常に軽量なディストロなので、Core 2 Duo 世代の古いマシンでもサクサク動いてくれるのがありがたい。

次回は、この SparkyLinux をインストールしてみる。

▼ SparkyLinux をチェックする▼
Website >> https://sparkylinux.org/

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