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Android-x86 ベースの PrimeOS をインストールしてみた。

Android-x86 ベースの PrimeOS をインストールしてみた。

先日紹介した Android-x86 ベースの PrimeOS を実際にインストールしてみた。

前回のおさらいはコチラ。

パソコンで Android !? Android-x86 ベースの PrimeOS とは?


まず、ダウンロード。

何はともあれ、まずイメージデータを用意しなければいけない。

前回の記事でも紹介したとおり、バージョンが3種類あるので、自分のマシンにあったバージョンをダウンロードすること。

https://primeos.in/

今回は、手持ちの FMV A-8280 に PrimeOS をインストールしてみるので PrimeOS Classic 32 bit をダウンロードした。


インストール開始

BIOS を USB メモリから起動できるように設定し、起動させると以下のような画面が立ち上がる。

試しに使ってみる場合には、リストいちばん上の ” Live CD – Run PrimeOS without installation ” を選択すると、ライブ環境で使ってみることができる。

今回はインストールするので、リストいちばん下の ” Installation – install PrimeOS to harddisk ” を選択した。

なお、スキルが乏しいため、手順が前後したり余計な操作が入っているかもしれないけれども、そこは生温かい目で見てもらうとありがたい。

画面を進めると、オペレーティングシステムっぽいさまざまな設定が流れていく。


Choose Partition

しばらくするとパーティション選択画面が表示させる。

いちおうこれも GUI と分類されるけれども、余計な装飾がないためとても機械的に感じる。

初期状態ではフォーマットされたパーティションがないため、” Create/Modify partitions “ でパーティションを用意する。

ただし、なかなかわかりにくいので、ほかの Linux をライブで起動させて GParted などのパーティショニングツールでパーティションを用意してからでもよい。

でも今回は、あえて挑戦したいと思う。


Confirm

フォーマットの種類である GPT を使うかどうかを聞かれる。

どちらでも問題はないと思われるので、今回は試しに < Yes > を選択してみた。

画面が切り替わりメッセージが表示される。

警告! 非GPTまたは損傷したディスクが検出されました。 このプログラムは、GPT形式への変換またはGPTデータ構造への損傷の修復を試みますが、成功しない可能性があります。 破損したGPTディスクがある場合は、gdiskまたは他のディスク修復ツールを使用してください。

とにかく何かのキーを押して先に進めてみよう。


Cgdiskでパーティションの編集

ここからパーティションの編集をする。

初心者にはハードルが高いかもしれないので、先ほども触れた通り GParted などでパーティションを用意しておけば、この手順は飛ばすことができる。

まだ “ free space ” しかないので、新しくパーティションを作成するため [ New ] にカーソルを合わせ(矢印キーで操作)Enter キーで決定する。

セクタの設定を行う。

正直、僕のスキルではどれくらいが適正かよくわからないので、デフォルトとされている “ 2048 ” を入力した。

ここら辺の数値は環境によって異なると思われるので、あくまでも参考程度に捉えてほしい。

次も同様に、デフォルトの数値 “ 16775135 ” を指定した。
パーティションに名前をつけられるのだけれども、よくわからないのでそのまま Enter キーを押して進めた。
すると “ Linux filesystem ” というパーティションが出来上がった!
で、これを決定するために矢印キーでカーソルを [ Write ] に合わせて Enter キーを押す。
パーティション作成の確認がされるので “ yes ” を入力して Enter キーを押す。

パーティションテーブルをディスクに書き込みますか? (はい、もしくは、いいえ):
警告!! ディスク上のデータが破壊される可能性があります。

Destroy とか言われるとちょっとビビるな。

その後、矢印キーで [ Quit ] にカーソルを合わせ Enter キーを押して、元の画面に戻る。


再び Choose Partition

できたパーティションをフォーマットする。

新しくできた ” sda1 ” にカーソルを合わせて、フォーマットする。
ファイルシステムは ” ext4 ” を選択する。
ext4 へフォーマットするか確認されるので、問題がなければ < Yes > にカーソルを合わせて Enter キーをおす。

sda1からext4へのフォーマットを選択しました。
そのパーティション内のデータはすべて失われます。
パーティションsda1をフォーマットしますか?

フォーマット中の画面。
GRUB をインストールするかきかれる。スキップもできるがインストールしておくと安心。

ブートローダGRUBをインストールしますか?

なんだって!? GPT フォーマットにした意味ないじゃん!でも GRUB をインストールするので < Yes > にカーソルを合わせて Enter キーを押す。

/ dev / sdaにGPTが見つかりました。 従来のGRUBをGPTにインストールすることはできません。 MBRに変換しますか?
警告:これは危険な操作です。 まずデータをバックアップしてください。


PrimeOS のインストール

っと、なんだかよくわからないうちにインストールが始まっていた。

インストール自体は、他のオペレーティングシステムと比べて短い時間で終わる。

以下の画面が出れば、インストールは終了。

矢印キーで Reboot にカーソルを合わせて再起動すれば PrimeOS が起動するはず。

とりあえず、今回はここまで。

次回は起動した PrimeOS の日本語化に挑戦する。

モバイルバージョンを終了