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トルコ生まれの Debian 系 Pardus 17.5 がリリースされたので、

トルコ生まれの Debian 系 Pardus 17.5 がリリースされたので、

トルコで開発されている Debian ベースの軽量ディストリビューション Pardus の最新版となる 17.5 が、2019年3月4日に公開された。

Pardus とは?

Pardus はトルコ政府から支援を受け、トルコ科学技術研究評議会(TÜBİTAK)および国立学術ネットワーク情報センター(ULAKBİM)によって共同開発された Debian ベースのディストリビューション。

今回の変更点は?

このリリースでの変更点は、以下の通り。

▼より詳しい情報は▼
Website >> https://www.pardus.org.tr/pardus-surum-notlari-17-5/

Pardus の概要

主なアプリケーション

Pardus をインストールするのに必要なスペックは?(推奨)

DDE (Deepin Desktop Environment) を快適に使う場合は、推奨環境以上が望ましい。

▼より詳しい情報は▼
Website >> https://www.pardus.org.tr

個人的な意見ですが、

トルコで開発されているというので少々身構えてはいたものの、実際に使ってみると普通に Xfce 版の Debian といった印象。

起動する際にはトルコ語か英語しか選べないけれども、インストールは日本語でできる。

まだ英語のほうが理解できるので…

起動前にライブ環境か、インストールかを決めて起動させる。

ライブ環境とインストールは別々に起動しなければいけない。

日本語環境をインストールしても日本語入力環境は整えなければいけない。

Debian 系定番の Synaptic で、Fcitx とかをインストールすれば OK 。

Ubuntu 系ほど簡単でないにしろ、Debian 系の日本語入力環境を整えたことがある人であれば問題ないほど手軽にできる。

Fcitx + Mozc もバッチリ使える。

さらにデスクトップ環境の Xfce は、僕の好きなデスクトップ環境なので、使い勝手に何ら不満はない。

サクサク動くし、レガシーなレイアウトも別に苦にならない。

Xfce だけれども、レイアウトは Windows みたいなレガシーな感じ。

DDE 版も試してみた。

DDE (特にエフェクトモード)を使うなら、少し高めのスペックで。

以前は KDE を使っていたようだが、17.0 からは DDE を採用している。

こちらはやっぱり、そこそこのスペックがないと厳しいだろうけれども、DDE 特有のリッチな使い心地は KDE とはまた違った印象を受ける。

「中国で開発されている」ってことで敬遠する人もいるだろうけれども、僕は独自の操作感を持つ DDE は意外と好き。

中国って良くも悪くも”スゲー国”と思っている。

Deepin (DDE を含め) については、良い方向性でスゲーと思っている。

シンボルマーク

それと、機能とかに全く関係ないことだけれども、ネコ科の動物の顔がシンボルとして表示されている。

ヒョウ?ジャガー?なんだろう?と思って、模様を頼りに調べてみると、どうやら”チーター”っぽい。

あぁ!チーターって足速いもんね!

起動画面で走ってるしね。

そっか高速ってことなのか!



と、思ったが…。


もう少し詳しく調べてみると、やっぱりヒョウだった。

ヒョウの学名=” Panthera pardus ”

参照 >> https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%A7%E3%82%A6

チーターのほうが良くない?と思いながらも、とりあえず判明してスッキリした。

カラーリングもこの PC-FREEDOM に似ているので、ヒイキにしよう。

▼ Pardus をチェックする▼
Website >> https://www.pardus.org.tr

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