サイトアイコン PC-FREEDOM

【くらべてみました】BMAX Y11 vs Teclast F5 よく似たお手頃価格のフラップ式 2-in-1 中華 PC って実際どうなの?#Banggood

【くらべてみました】BMAX Y11 vs Teclast F5 よく似たお手頃価格のフラップ式 2-in-1 中華 PC って実際どうなの?

【くらべてみました】BMAX Y11 vs Teclast F5 よく似たお手頃価格のフラップ式 2-in-1 中華 PC って実際どうなの?

低スペックマシンだとか、中華PCだとか毛嫌いするユーザーも一定数おりますが、コダシマ的には必要なスペックが安価で手に入るに越したことはありません。

以前、購入を迷っていた BMAX Y11 と Telcast F5。

なぜ迷っていたかというと、理由は「ほぼ同じ製品」だからです。

実際に触れてみないことには、その違いがわからないと思い、この2機を比較して見ることにしました。

そのよく似た外観と、よく似た性能。

ですが、確かに違いがありました。

今回の動画ではコダシマが購入するときに欲しい情報は?

という視点でチェックしてみました。

万が一、2つの製品で迷っている時の参考になれば幸いです。

それでは行ってみましょう!

はじめに。

結論:見た目と性能の BMAX か品質の Teclast 。

外観の比較にしろ、性能の比較にしろ、コダシマの趣味趣向が色濃く反映されてはおりますが、何かしらの参考になればと思っています。

今回紹介する2機のうち、BMAX Y11 はすでに紹介しています。

が、ちょっとコダシマの小言が多い内容だったかなと思ってます。

んで、その際にも購入を迷った機種として Teclast F5 について触れています。

いずれの機種も 11インチの 360°フラップ 2-in-1 PC です。

インターネットなどで確認できる画像や製品紹介、カタログスペックを見る限り、その見た目も性能も、価格までもがとても良く似た製品です。

もう、どちらのブランドが好き?というくらいしか選びようが無いかもしれません。

が、違いのわかる男(自称)コダシマは「スペックにわずかでも違いがあるのだから、見た目だって違うはず」ということで、今回も Banggood さまのご協力を得て比較してみることにしました。

Banggood 15周年記念セール開催中!

欲しかった商品が最大60%! お見逃しなく!

スペックの比較。

まずは、カタログスペックを比較してみました。

公式サイトや Banggood の商品紹介ページ、加えて直接各メーカーに問い合わせて確認して比較してみました。

スペック的に違いがあるのは、BMAX Y11 の CPU は Gemini Lake N4120 に対して、Teclast F5 の CPU は Gemini Lake N4100 。

BMAX Y11 の方には Gemini Lake Refresh のが搭載されていますが、その差はバーストした際のクロック周波数が 0.2 GHz 高いだけです。

正直なところ、違いを体感することはできないと思います。

あとは、OS が BMAX Y11 が Windows 10 Pro なのに対して Teclast F5 は Windows 10 Home 。

コダシマの場合は Linux マシンにしてしまうので気にしません。

しかしながら、スペックを見れば見るほどよく似ています。

価格も Banggood でなら、どちらもおよそ3万5千円くらいです

これだけなら、ホント「ブランドが好きか、そうでないか」くらいの違いでしか選べません。

外観の比較。

外観についても、大きさや重さはほぼ変わりなく、一見すると見た目もよく似ていました。

が、ここから微妙ながらも違いが出始めます。

まずはこれ。

インターフェイスやボタン類も、種類や位置までもそっくりなのですが、全体的なデザインが異なります。

コダシマ的に Teclast のデザインが「なんとなくモヤッとするなぁ~」とか思ってましたが、並べてみてその正体がわかりました。

BMAX Y11 のデザインは、全体的にエッジが強調されシャープな印象のデザイン。

スピーカーの穴まで横長で四角く見えるデザインです。

それに対して Teclast F5 は、少し丸みを帯びたデザイン。

スピーカーの穴も丸いです。

それと、Teclast F5 のモニターの上部に位置する部分に、ちょっとした出っ張りがあります。

BMAX Y11 には無く、フラットになっています。

ですがその分、タッチパッドの部分が凹んでます。

逆に Teclast F5 の方はフラットになってます。

これって両ブランドのデザインや機能に対する見解の違いなのだとは思いますが、コダシマ的に Teclast F5 の出っ張りの方がモニターを開閉する時にとても開きやすいと思いました。

BMAX Y11 のも悪くないのですが、モニターの開閉の時に画面に指紋が付きやすいです。

また、なんだか開きにくいです。

Teclast F5 はこの出っ張りのおかげで、画面に触れることなく開閉することができるため、モニターに余計な指紋がつくのを回避できます。

タッチモニターなんだから、いずれ指紋つくでしょ。

と言われそうですが、出っ張りがあることで指が容易に引っかかり、開閉するときに力が作用する部分にアクセスしやすいというメリットがあります。

とても地味ですが効果は絶大ではないでしょうか?

これだけの違いですがデザイン全体で見ると、感じる印象や見た目の雰囲気は、だいぶ変わって見えるかと思います。

デザイン的には BMAX Y11 の方が好きですが、実用面で言ったら Teclast F5 ですね

ちなみに、BMAX のアクセサリーは一般的な黒なのですが Teclast 製品のアクセサリーは白で統一されています。

ベンチマークスコアの比較。

ベンチマークの計測には Cinebench R23 とドラゴンクエストベンチマークでチェックしてみました。

https://www.maxon.net/ja/cinebench
https://hiroba.dqx.jp/sc/public/playguide/guide_1_1_win

これは意外と性能差が出ました。

思った以上に BMAX Y11 のスコアのほうが良いです。

ストレージ性能も CrystalDiskMark を使ってチェックしてみました。

やっぱり一般的な Serial ATA Revision 3.0 (6Gbit/s) 程度の速度ですね。

ストレージ性能についてはほぼ変わりありません。

ですが CPU の性能については、いずれのマシンも低スペックであることに変わりはありませんが、ちょっと誤差と呼ぶには性能差があります。

ってことで、性能的には BMAX Y11 ですね

品質の比較。

BMAX Y11 のレビュー動画の際に、表示にムラができると紹介しました。

とくに、グレーを表示する時にひどいのですが、これっておそらくは初期不良かと思います。

ほかのレビューを確認してみると、そういった報告がなかったためハズレを引いちゃった感じがします。

というか、あくまでも個人的見解ですが、BMAX の方が初期不良や故障する確率が高いように感じています。

以前はあまり製品紹介をしていませんでしたが、自腹で結構 BMAX の製品や Teclast の製品を購入しています。

その経験上、BMAX の方がすぐに不具合が出たり、壊れちゃったりしています。

ロゴの好き嫌いは結構あるみたいですが、コダシマ的には製品のデザイン性などでは BMAX のは意外と好きです。

が、相性が悪いのか、単に運が悪いのかはわかりませんが、BMAX の製品は「すぐに壊れるかも」という不安が消えません。

それに対して Teclast は、製品デザインが少し野暮ったい感じはするものの案外丈夫です。

買ったものはいずれも故障していません。

不具合というほどではない、気になるところはあるものの、いずれの製品も現役で使っています。

相性が良かったのか、単に運が良かったのかはわかりませんが、故障知らずで安心して使っています。

コダシマの主観になっているかと思いますが、製品の品質管理や寿命は Teclast 製の方が良いと思います。

Linux 対応は?

このチャンネルで扱うからには Linux 関連の情報も加えておく必要があるでしょう。

ということで、Linux を起動させてみました。

用意したのは、以前に紹介した ZorinOS です

Pro です。

せっかく購入したからには、使うべきでしょう。

BMAX Y11 で ZorinOS を試してみた結果…。

ということでまずは、BMAX ですが…。

ナンジャコリャ…。

モニターのコントロールとかの不具合なのでしょうが、かの Ubuntu 系である ZorinOS が正常に動作しません。

起動の際のスプラッシュとか問題なかったので、おそらくドライバとの相性が悪いのでしょう。

ってか、Ubuntu 系って、Live で動作させているときって、ちゃんと確認はしていませんが、どうもオープンソースドライバで動作しているみたいなので、ネットワーク関連でもうまく動作しないことが多いです。

新興メーカーとかの製品で使う場合には、ちゃんと環境に合わせて調整しないとだめっぽいですね。

めんどい

ちなみに、上位機種というか 13 インチモデルの BMAX Y13 は問題なさそうです。

※今度レビューできるかなー?

ということで、別の Linux を試してみることにしました。

試してみたのは Manjaro です。

最近の Manjaro は、ライブ環境でもドライバーをオープンソースかプロプライエタリかを選ぶことができるので、こういったときのチェックにも一役買います。

(Debian non-free 試すの忘れてた…)

コチラは問題なく正常に動作してくれました。

GNOME の最新版も使いたかったので、このままインストールしました。

ということで、先日ツイートした内容になります。

マトリックスの続編公開ということで、こんな感じにしてみました。

この壁紙なら、けっこう画面のムラが目立ちません。

Teclast F5 で ZorinOS を試してみた結果…。

んで、肝心の Teclasta F5 は ZorinOS でも何事もなかったかのように、平然と動作してくれました。

ってことは、他の Linux でも大丈夫でしょう。

色々と使いたい Linux があるコダシマです。

コチラの方が Linux のチェック向けに良さそうですね。

ふむふむ、なるほど。

そろそろ結論が出ましたね。

BMAX Y11 と Teclast F5 比較のまとめ。

ということで、今回はよく似た2つの 2-in-1 PC の BMAX Y11 と Teclast F5 を比較してみました。

コダシマ的には BMAX Y11 のデザインがとても気に入っていて、眺めているだけでも楽しくなるのですが、正直なところ「いつ故障するかわからない」という不安を抱えています

また、おそらく初期不良なのですが、モニターのムラも気になります。

それに対して Teclast F5 は、デザインこそ野暮ったく感じてしまっていますが、使い勝手に配慮した作りと、安定した品質には安心感があります。

工業製品なので当たり外れはどうしてもありますが、問題なのはその確率です。

やっぱりハズレの確率って、低いほうが良いのは当たり前です。

両ブランドともコスパが良いので、デザインの好きな BMAX には品質の向上を頑張ってもらいたいです。

Teclast はより一層、高みを目指してもらいたいですね。

その結果、コダシマが出した結論は、

見た目と性能の BMAX か 作りの Teclast 。

でした。

低スペックマシンだとか、中華PCだとか毛嫌いするユーザーも一定数おりますが、コダシマ的には必要なスペックが安価で手に入るに越したことはありません。

書類作成やリモートワークには、これくらいのスペックで十分!

気軽に使い倒せるサブマシンとして、今後も活躍していただきたいと思っています。

Banggood でチェックしてみる!

モバイルバージョンを終了