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Windows のバイナリ互換 ReactOS 0.4.11 をインストールしてみた。

Windows のバイナリ互換 ReactOS 0.4.11 をインストールしてみた。

正直なところ、まだ実用性のない ReactOS だけれども、古い Windows を偲ぶ意味で、インストールしてみるのも面白いと思った。

ReactOS を VirtualBox にインストールしてみる

前回紹介した ReactOS 0.4.11 を、VirtualBox にインストールしてみた。

ReactOS を起動

BootCD を起動させると、以下のような真っ青な画面が表示される。ちょっとドキッとするね。

セットアップ

まず言語から設定していく。

ブルースクリーンには、良い印象がまったくない。

日本語ももちろん用意されているので、任意の場所までカーソルを移動させる。

日本語にカーソルを合わせた途端、罫線がカタカナに変わった。

ほとんどの設定は ReactOS をインストールしてから設定するため、この青い画面の間は、内容を確認して[ Enter ]キーを押していくだけ。

セットアップの説明。
「アルファ版だよ」とか書いてます。
インストールするデバイスの確認。
インストールするパーティションの確認。
パーティションのフォーマット方法の設定。
パーティションのフォーマットの確認。
インストールするディレクトリの設定。
ファイルコピー中。
ブートローダーインストールの設定。
ブートローダーインストール中。

ReactOS セットアップウィザード

ブルースクリーンを通り抜けると、懐かしい感じのウィザードが表示される。いかにも Windows のセットアップっぽい雰囲気。

ここは確認だけなので「次へ」をクリックして進める。

承認

ライセンスの確認。

地域の設定

いちばん最初で「Japanese」を設定しておくと、設定はほぼ終わっている。
上の「カスタマイズ」ボタンをクリックすると「地域のオプション」が表示される。
下の「カスタマイズ」ボタンをクリックすると「テキストサービスと入力言語」が表示される。

ソフトウェアの個人用設定

確かにこんな設定 Windows にもあったね。任意の設定で問題ない。

コンピュータ名と Administrator パスワード

Linux でもおなじみの、ユーザー名の設定と管理権限のパスワード設定。

日付と時刻

いわゆる「フォーマット」や「タイムゾーン」とかの設定。

外見

テーマの設定。お好きな方をお選びください。

ネットワークの設定

とりあえず「一般的な設定」を選んでおく。

ワークグループかコンピュータ ドメイン

特にこだわりが無ければ、任意の設定で可。

セットアップウィザードの完了

これで再起動すれば ReactOS が起動する。

再起動後

インストールが終わった ReactOS に必要なデバイスドライバのインストールが行わる。

…ようなのだけれども

無残にも「インストール失敗」の文字。

前回の記事でも紹介したとおり、3つのデバイスでインストールの失敗が出た。

おかげで、アプリケーションの追加もなにもできない始末。

アプリケーションマネージャも真っ白だぁ!

VirtualBox だからなのかもしれないけれども、どうにか VirtualBox でもネットワーク接続できないものか思案中。

前回の記事にもある通り、

▼こちらのサイトさま▼を参考にさせていただきました。
http://reactos.2chv.net/wiki/?VirtualBox+Guest+Additions%A4%F2%A5%A4%A5%F3%A5%B9%A5%C8%A1%BC%A5%EB%A4%B9%A4%EB

にてひと通りの設定はしてみたものの、未だ良い結果が得られず。

なにか間違ってるのかな?

アプリケーションらしいものは、アクセサリにあった3つのゲームとシステム関連のアプリくらい。

マインスイーパー・ソリティア・スパイダは Windows の定番ゲーム。

ReactOS で、少し試してみたいこともあったのだけれども、そばらくの間はお預けだな。

とりあえず、次のリリースを待つとしますか。

▼ReactOS をチェックする▼
Website >> https://www.reactos.org/

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