先日パブリックベータを公開させていただいた open.Yellow.os ですが、おかげさまで、ホントにたくさんの方にダウンロードしていただきました!

コダシマの勝手な想定数で1週間1500ダウンロードを見越していましたが、わずか3日でクリアしました。

本当にありがとうございます!

ただ、ありがたいかぎりではありますが、プロジェクト内が少々混乱してしまっているので、頂いた報告の整理やサポート対応の見直しを含め、 一旦時間がほしいところでございます。

今回はパブリックベータにご参加いただいたみなさんへの感謝と、open.Yellow.os の次のステップについてのお知らせをします。

感謝感激!

パブリックベータを公開してまもなくから、たくさんのご報告誠にありがとうございます!

やっぱり、たくさんの方に利用していただくと様々な事が起きるものですね。

たくさんの目によるチェックというのは、本当の意味での客観性を知ることができるというのを強く再認識させられました。

本当にありがとうございます。

まだまだ、ご意見やご報告も出きってはいないとは思いますが、

open.Yellow.os の活動について次の通り予定しています。

  • 特定された不具合や対応可能なリクエストの調整のため一旦サポート終了(再開未定)
  • SNS での対応も終了(通常のお知らせにシフト)
  • アンケートフォームからの報告も12月4日をもって一旦終了
  • ベータ版のビルドは引き続き公開しているのでダウンロード可能

という予定です。

次が正式版のリリースとなるか、一度 RC 版を挟んでからのリリースになるかもこの後調整するため、現状では未定です。

誠に勝手ではございますが、 ご理解のほど何卒よろしくお願いいたします!

また、ベータ版は引き続き公開しておりますが、

あくまでも試作品ですのでコチラもお願いがございます。

ベータ版利用についてのお願い。

ベータ版をご利用される場合、次の点について御理解の上、利用をお願いいたします。

  • open.Yellow.os はコミュニティベースのプロジェクトで開発されている OS であること。
  • あくまでもベータ版(試作版)のため予期せぬトラブルの可能性がある。
  • ドライバやコーデックについて一部ライセンスに抵触する恐れがあるため実装していないものがある。
  • マルチブート非推奨。
  • Intel Atom プロセッサ搭載機非推奨。
  • Apple 製のハードウェア非推奨。
  • 現状では PC 初心者向けではない。

と、なります。

open.Yellow.os ベータ版の利用は、自ら手を加えることを厭わない方、不具合を許容できる方、トラブルを楽しめる方のみのご利用をお願いしたく存じます。

そこで、ちょっと厳しい言い方になりますが、次のようなガイドライン?を設けました。

open.Yellow.os を使うべきではない人

  • 本番環境のみしか用意できない方
  • 自力でインストールメディアの作成ができない方
  • インストールなどの基礎的な Linux の知識をお持ちでない方
  • オープンソース、フリーソフトウェアを理解していない方
  • トラブルを楽しめない方

こういった方には、利用をご遠慮いただきたいと存じます。

open.Yellow.os では「こうなればいい」「こうであって欲しい」をみんなで作ることを目的としています。

言うなれば、DIY のキットをみんなでわいわい作りたい、みたいなイメージをしていただけると幸いです。

失敗したり、うまくいかないのも含めて楽しい!みたいな環境を作りたいと思っています。

また open.Yellow.os は、そもそも商用目的で開発されているものとは大きく違います。

しかも商用で開発されている Windows や macOS であっても不具合もあれば、好き嫌いもあるのが事実。

そこにきて Linux となると、手の届かないところも多いことでしょう。

まぁ、ユーザーすべてのリクエストに応えることは、たとえ最大手の Microsoft であっても不可能です。

そこらへんのご理解をお願いしたく存じます。

何れにせよ、open.Yellow.os の現状をちょっと整理させていただくと…

open.Yellow.os の現状

  • 開発メンバーが open.Yellow.os 専属ではなく、それぞれ仕事や学校に行きながら空いた時間を使って開発に参加している。
    ※開発スピードが一定ではない。
  • 独自のリポジトリが用意できていないため、アップデートはすべてアップストリーム (Debian) に依存している。
    ※対応できないものがある。
  • 公式サイトやドキュメント等の準備が未だ整っていない。
    ※ゴメンナサイ…。
  • ミラーサーバーを用意できていない。
    ※現状ではOSDNからのダウンロード一択です。

というのが現状です。

こういった状況のため、致命的な不具合は少ないものの、確認しきれないトラブルの可能性があるという状況がしばらく続きます。

繰り返しになりますが、自ら手を加えることを厭わない方、不具合を許容できる方、トラブルを楽しめる方のみのご利用をお願いいたします。

今回のまとめ。

ということで、open.Yellow.os パブリックベータにご参加いただいたみなさんへの感謝と、open.Yellow.os の次のステップについてのお知らせでした。

再三の繰り返しにはなりますが、自ら手を加えることを厭わない方、不具合を許容できる方、トラブルを楽しめる方のみのご利用をお願いいたします。

さまざまな事に挑戦していきたいとは思っていますが、言い出しっぺのコダシマ自体が身動きが取れていないため、いろいろと歯痒い思いをしています。

開発メンバーのみなさんには、負担ばかりをかけてしまっています…

この場を借りて、いつも PC-FREEDOM および open.Yellow.os を応援していただいている皆さん、そしてその開発に参加していただいているメンバーの皆さんに最大限の感謝を申し上げます。

本当に本当にありがとうございます!

筆舌に尽くし難い!

今後ともお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

おまけ。

実はPC-FREEDOMメンバーシップの開設を予定していました。

本当は今年の中旬くらいのスタートを予定していましたが、都合が悪くなりなかなか実行に移せていませんでした。

ですが、腹をくくって準備を進めているところでございます。

メンバーシップでは、案件動画の公開できない(したくない)裏話や本音、Linux や BSD などのマニアックな深掘り、もしかしたら断捨離を兼ねてプレゼント企画なんかもするかも知れません。

メンバーシップの詳細が決まり次第、また改めてお知らせ動画を用意いたしますので、その際にはみなさんのご参加をお待ちしております。